神の名のもとに戦争をする民がいます。神の教えを破る人もいます。神はそのどちらも望んではいないと思うのです。。。
宗教。重いものです。日本ではそうも思いませんが、海外に目を向けると、そりゃぁ、重いもんだと。
前に書いた転職先、インドのソフトウェア会社との合併企業ですが、そりゃぁもうプロジェクトごとにエンジニアをインドからごそっと呼んできます。すごいです。
「宗教上の理由」を盾に、そりゃぁ、わがままいっぱい。
合併先の企業から、常駐でこっちに来てるインド人がいました。
彼はヒンズー教徒です。
ヒンズーといえば、カースト制度が有名ですが、彼はそのトップのバラモンのおうちの出です。
厳しい戒律と神の教え。彼は率先してそれを守らねばならない立場にいます。
彼は日本語がとても上手。電話でしか話したことのない人は、日本人だと思うくらい。それはそれは一生懸命日本語を覚えたそうな。
てか、言葉だけにしとけ。。。
どっぷり「日本文化」に浸かってしまった彼はとうとう、神の教えにまで背いてしまったのですね。
「ねぇねぇ、今日焼き肉行こうよー」
え?
「あ、すみませぇ~ん、ビールもう1杯!」
は?
てか、おいらも1杯目で気付けよ。。。それくらい、ナチュラルにオーダーされておりました。
そして更に衝撃の告白がおいらを待ち受けていました。
両親の探してきた女性とインドで結婚式を挙げることになった彼に、冗談半分で脅しをかけてみました。
「インドでお父さんに会ったら、おいら、言っちゃうよ。。。くすっ。。。」
「え?!な、何を?!」
「肉食べてますー、酒飲んでますー」って。
「ああ、お酒のことなら平気さ。パパも飲んだから」
「は?!うそっ!!」
「ほんとほんと。この前、パパが日本来たときさぁ、日本酒飲ませたんだぁ。んで、これ、何って聞かれたから、『米の汁』って答えた。嘘じゃないじゃん」
「。。。。。。。。」
確信犯。この3文字が頭に浮かびました。。。
お詫び:シヴァ神、あなたの僕はこんなことになってます。これは日本が悪いのでしょうか??
(蜜の味期待度 このあたりで海外進出に目覚めたので、60で)